食事の楽しさは、料理の完成度や彩はもちろんですが、使用する食器によっても左右されます。
お皿などに注目するのと同じように、普段の食事からスプーン・フォーク・お箸などにも気を配ってみませんか？
大人用としても子供用としてもおすすめしたいのが、木のカトラリーです。
カトラリーとは洋食器であるナイフやスプーン、フォークなどのことを主にいいます。
木のカトラリーが持つ魅力をご紹介します。

でき立ての温かい料理をいただく際には、木のカトラリーがおすすめです。特に温度の高い食事をいただく際、やけどをしないように慎重に口に運びます。熱伝導のある素材で作られたスプーンやフォークを使用する場合は、それ自体にも熱が伝わっているため口に運ぶまでに時間がかかってしまうこともあります。木のカトラリーは熱を伝えにくい性質を持っているため、料理の温度に左右されにくいのです。カキ氷などの冷たいデザートをいただく際にも、スプーンが唇や舌にくっついてしまう心配もありません。

木のぬくもりはもちろんですが、実際に口に入れたときの優しさも木ならではです。他の素材にはない柔らかさは、離乳食を始めたばかりのお子様におすすめです。フォークやスプーンを使用して一人で食べる練習をしているお子様にも、口に含む部分に丸みのある木のカトラリーを選んであげてください。また、握力や口腔内が弱くなったご年配の方にも、太めの柄で持ちやすい木のカトラリーがおすすめです。生命の源となる大切な食事の時間に、木のカトラリーが優しさをプラスしてくれます。